日商簿記3級 130回 総評

日商簿記3級 130回 総評

予想通り合格率は49%と高いものでした。第4問だけは、難しく感じられるかもしれませんが、
その他の問題はスムースに解けると思います。

■ 簿記3級平成23年度 第130回 簿記検定試験 日商簿記3級について

ちなみに イーアカウントの簿記講座 アプリのhigh簿記3級 

第1問

1から4まではとてもシンプルな問題でした。

1については 入金があって不明な場合は 仮受金(仮勘定・一応負債)

2については 手付金で充当する場合には 前払金を減額

3については 社会保険料預り金 と 所得税預り金をわけること

4については 当店が振出した小切手を受け取った場合は当座預金で処理します

5が難しいですね。まず割引金額を出さなくてはいけないので

438000×0.03 × 80/365 で算出します。で、2,880と出してから処理をします

第2問

売掛金明細表という最近あまり出題されない論点からです。

さて、これは やり方はいろいろかと思いますが、一番 シンプルなやり方は

仕訳をしながら 売掛金に商店名をメモしていって記入するというやり方ですね。

仕訳自体は売掛金だけあっていればよいので、やり方さえ決まれば満点取れる問題ですね。

第3問
 二重仕訳パターンの試算表作成問題です。一つ一つ丁寧に仕訳をして、同じ取引の仕訳を
 一つ削除することが基本的なやり方の一つです。
 今回の場合、現金売上、当座からの引出、現金仕入れ、当座預金の預け入れ、当座仕入の5つの
 パターンに気づき、どちらか一つの仕訳を削っていただき集計すれば解答までもっていくことが
 可能です
第4問
 この問題は、難しく感じるかもしれませんが、勘定記入の手順ごとに仕訳をしていただき
 勘定記入をして、損益振替と次期繰り越し記入ができれば大丈夫な問題です。
 学習上 最後の方になりますのでどうしても学習は弱くなる部分ですね。
第5問
 精算表の問題です。現金過不足や仮払金の処理は良く出題される問題ですので確実にできます。
 それ以外の決算整理も 答案演習のレベルまでいっていないので多くの方はできたのでは
 ないでしょうか?
 全体的に解きやすい問題が多かったと思います。

東京商工会議所は3月28日(水)10:00~4月27日(金)18:00が日商簿記検定の申込期間です

日商簿記検定2級130回 コメント2(工業簿記)

日商簿記検定2級130回 コメント2(工業簿記)です。

第4問は、部門別原価計算から総合原価計算という今まではないような問題でした。
解く順番は自由ですが、製造間接費が第一次集計までされているため、次に動力部門費50,000円を第1工程と第2工程に配賦します。一方で実際に各工程に配賦されるのは予定額ですので予定額を計算します。そうすると配賦差異が計上できます。

あとは、直接材料費と加工費(直接労務費、製造間接費)にわけて計算をはじめればできるはずです。

ただ、総合原価計算の中に部門別を組み込んでくる問題はあまりないので難しく感じた方も多くいらっしゃるかもしれません。

第5問
第5問も総合原価計算中心+売上原価の問題でした。こちらは非常にシンプルな問題です。完成品原価までをだすのも簡単です。後は売上原価を出すことが少し難しく感じられるかも知れないくらいです。

今回は問題自体の難易度は低かったですが 2問とも少し工夫のある問題でした。。

 

日商簿記検定2級130回 コメント1(商業簿記)

日商簿記検定2級130回 についてのコメントです。今回は商業簿記です
商業簿記は、第2問がやさしめであったため総合的に点数がとれたのではないかという印象です。第3問の本支店の推定は難しく感じたかもしれません。

第1問
1 有価証券の購入による端数利息の問題です。過去問では昔よく出ていた問題ですので対策を立てられている方も多いと思います。
2 不渡手形の基本仕訳です。
3 生産高比例法はなかなかあまり出題されませんが、知っていれば複雑でないので解ける方も多いのではないでしょうか?
4 創立の仕訳です。
5 試用販売の問題です。あまり出題頻度は高くないのでできなかった方も多いのではないでしょうか?!対照勘定法です。

第2問
今回は、第2問が普通の伝票問題であることから、ここの出来がよいため合格率も高くなっていると予想できます。

第3問
本支店会計の問題です。パターンから予想はできました。処理が多いのが気になるところですが、内容はそれほど難しいところはないため(試算表に推定があるのは厳しいですが)ある程度点数はとれるのではないかと思います。